◆義烏市場便り
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 vol.001

 


2001.10.19
 
上海から汽車に乗って5時間ほどのところに義烏という、町全体が卸し市場のような場所があります。

 今回、弊社の事務所がある上海市松江区から夜中の2時40分に列車に乗り、現地へといってきました。 3日間広州の交易会を見て前日に帰ってきたばかりの強行軍でした。
 
松江の駅に夜中2時過ぎ汽車に乗るためにやってくると10名ほどの人たちが汽車を待っていました。 やがて汽車がホームに入ってくると汽車の窓にはほとんど人影はなく空いているようでした。
これで汽車に乗ったら寝ていかれるなと、ほっとして乗り込むと車中を覗いて唖然!車両は中央の通路をはさんで3人がけのシートと2人がけのシートが左右にあるのですが、乗り込む前に窓から人影が見えなかったのは、空いていたのではなく、3人がけのシートに横になって人が寝ていたからだったのです。
ひとりで3人分占有しているのですから空いている席はまったく無く、車両を移動して空席を探したのですが最終車両まで行っても空いている席は見あたりません。
このまま立っているのかと思うと疲れが一気に噴き出してきました。横になっている人たちは夜中の2時過ぎということでもちろん熟睡状態で、もうどうしようもないとあきらめかけたとき、私の家内(上海人)が熟睡している人を無理やり起こして席を確保してくれました。

                 

たぶん日本人はこのような状態に陥ったら多分私と同じように途方にくれたと思いますが、ここは中国、日本人のお人好し感覚では絶対にやっていけないのだとつくづく思い知らされました。(寝台車のある汽車が1時間ほど前にあり普通列車は44元(660円/日本円)ですが100元(1,500円)追加出費すればゆっくりと寝ていかれるので、これを利用したほうが得策です。)

前日までの疲れもあって席につくとすぐにうとうと浅い眠りですが眠っていたようで、目がさめると外は少し明るくなってきていました。車窓の外は上海近郊の平野の景色とは少し違い山が近くに見えていて、だいぶ遠くまで来たように感じました。以前上海から杭州へ汽車できたことがあるのですが、その間2時間ほど外の景色はずーと同じ畑が続いて代わり映えのしない景色に驚いたものです。

しばらく夜明けの景色を見ているうちに目的地義烏に到着。車両から降りると少し肌寒く、空腹感も感じ朝食を取るために駅前のホテルに飛び込みましたが、食堂は8時からということで30分ほど待ち20元(300円)のバイキングで朝食を済ませてから、タクシー(初乗り5元)に乗って義烏のなかで雑貨品の卸しが集まっている小産品市場へ。3階建ての大変広いスペースにあるわあるわアクセサリー、文房具、おもちゃ、靴、かばん、工具、電気製品、包装資材、ライター、プラスティック製品、スポーツ用品、手芸用品、・・・・・・・・・等々、そして価格もびっくり。中国は物価が安いので普通の店で買い物をしても驚くのだが、ここはその卸し市場と言うわけでさらに値段も5〜10分の1。日本の100円ショップが成り立つわけがよくわかります。ここの商品を皆様にすべてご案内するには何年もかかってしまうだろうと思いますが、これからできるだけ写真つきで義烏市場製品と現地価格をお届けしていきたいと思います。