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 vol.012
 


2006.11.9  義烏市場便り第12号
最近は商品の製作を上海近郊で行っているために少し足が遠のいていた義烏です。
義烏には仕事を通して知り合った友人の老板(社長)が多くいますので、仕事を離れて時々訪れてはいたのですが、
国際商貿城(福田市場)の方にあまり足を向けませんでした。
大きくなりすぎた市場を歩いて回るのが大変なのとあまりに多くの店が同じような商品を扱っていて、商品を探す目的がないときには広い市場内を見て回る気力が沸いてこなかったのがその理由です。
国際商貿城第二期工事もすべて完成しA区からH区までの建物内をただまっすぐ歩くだけで30分はゆうにかかります。各棟が4階、5階建てになっていて通路が8列から10列ほどあるのを考えるとこの市場をくまなく歩くためにはどのくらいの時間を要するのでしょか?その上に商品を見ながらとなったら考えただけでも疲れが先に出てしまうほどの規模の市場が目の前にあります。

 

旧小商品城やその周りにあっためがね市場、化粧品市場、街中に点在していた商品卸の店もほとんどがこの福田市場に移動をして来ました。
周りにはホテルやレストラン、銀行などの付帯施設もどんどん出来上がって商品をさがすだけなら義烏の街には一歩も出なくてもここですべてが足りてしまいます。
買い付けた商品の輸出や検査を行ってくれる日本の会社もかなり進出しているようで市場内にも日本語の看板を見かけるようになりました。

 

並んでいる商品も一見するとすごく品質が良くなったように感じます。
しかしここで油断は相変わらず大敵で、店においてあるサンプルと同等の商品が注文して出来上がってくるかは作ってみないとわからないのが相変わらずの現状です。
品質管理は出来上がった商品を受け取る際にすべての商品を検査するしか、いまだに方法はありません。
日本に向けての商品品質にはまだまだ程遠いのが現状です。
それでもこの品質で問題のない中東、ロシア、アジアや国内各地に向けて今まで以上に大量の商品がここから発送されています。

 

さて、福田市場に街の店がほとんどが移ってきたあとの街の跡地はどうなっているのかというと、街は様変わりで地元の人たちの生活関連の店、ファッション衣料品の店が並び市場街の雰囲気から都会的な商店が並ぶ街へと変わってきています。
義烏の商売で儲けた人たちは生活のスタイルを大きく変えてきていて、友人の化粧品工場の老板も高級マンションに住みベンツのS600に乗って毎晩お客様の接待に高級料理店で食事をするのが日課のようです。

福田市場WMV(9,738KB)