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義烏スナップ
街中、市場や働く人々の写真

 vol.004
 
小商品城内
2002.2.28  義烏市場便り第4号

前回の12月調査から今回の2月訪問まで2ヶ月ほどたってしまいましたが、こちらでは新年が2度ありました。
もちろん1回は1月1日の新年ですが、ここ中国では1月1日は元旦ということ以外は日本や他の諸外国のように特別に新年を祝うということは一般の家庭ではなく、その後に訪れる旧暦の1月1日(今年は2月12日)春節がこちらの本来の正月で地方から来ている人たちは我も我もと出身地のふるさとへと帰ってこの春節を家族で祝うのです。
この春節の前2週間ほどは上海からの列車は超満員状態になり、後2週間は上海へ向かう列車が満杯になります。
日本の帰省ラッシュをもっと大型にしたものと考えてもらえば状態がわかると思いますが。人々は列車の中で身動きが出来ない状態で、席を確保できない人は10時間も20時間もかけて立って故郷へ帰りまた戻ってくるのです。

今回は2月21日から23日まで義烏にいってきました。
行きの列車は松江をAM8:05発の快速K809列車でしたが、この列車はがらすきの状態で快適な移動でした。
この快速は義烏までの所要時間も3時間40分ほどで大変楽です。
昼ちょっと前の11時48分に義烏に到着し、一番でした事は帰りの切符の確保でした22日分はすべて売り切れでしたが、どうやら23日の切符を確保できました。
これが無いと帰りの4時間ほどを立って行かなければならないので帰りの切符が確保できるかが一番の問題でした。

三日間の予定の滞在中、前回もあまり見ることが出来なかった小産品市場の外の町の様子をお届けしていきます。
宿泊は前回と同じ小産品市場前の希波曼大酒店をとりました。軽い昼食を取り、いざ町へ、まずはホテルのそば市場の西側に足を運びました。
このあたりは時計、文具、ライターなどの卸商やメーカーが店を出していて、店の中には小産品市場内のような小さなブースで見本だけしか置いてないのとは違って直接販売や卸をしてくれる店が数多く出ています。
卸の値段を知りたければ名刺を出して商売をしていることを説明すれば卸価格を提示してくれます。また少量のサンプルも話次第で卸価格で出してくれる店もあります。

まずは文具を取り扱っている店に入いりました。ボールペンや鉛筆、ノートなど価格は安いのですが、日本で文具を見慣れている私には安くてもちょっと買わないかなと言うようなイメージでした。
昔、自分が子供のころ鉛筆を買って鉛筆削りで削って芯を出そうとしても後から後から折れてしまったそんな風な感じがするのです。
しかし、これから何年かして技術が上がってくるとこれもどんどん輸出されていくのだろうなと思います。実際にフランスの技術で鉛筆の材料に木ではなく特殊なプラスティックを使った製品なんていうのも見かけました。

次に入ったのは時計の店でした、クォーツのいろいろなデザインの掛け時計が壁一面に飾ってあり、直径30センチほどの小さな物は10元位から40センチ50センチの物でも25元ほどで日本円で170円くらいから450円ほどで掛け時計が売っています。卓上用の小さな置時計にいたっては2元(34円)ぐらいから目覚し時計なども3元くらい(51円)くらいからさまざまなデザインの物がおいてあります。
    

その隣にあったのは陶器のカップやポット、密封容器など扱っている店でした。
日本でも良く見かける製品ですがやはり中国製でした。
価格もカップのセットが6客で578円、調味料入れのセットが221円、密封ビンのセットが680円と安いので買って帰ろうかなとも思いましたがこれからまだほかを回らなければいけないのであきらめる事にしました。
    

天気があまりよくなくてどんよりしているのですが、街の中は買出しの人でごった返しています。
一軒の店に入って価格やいろいろな話をしているとすぐに30分、1時間過ぎてしまいます。本格的に街を見て買出しをするなら最低でも5日〜1週間ほど必要です。

今度は日本でガーデン用品売り場などに良く置いてある動物などの置物の店です。
100円ショップなどに置いてある小さなものは2元(34円)ほどから大きなものや壁掛けタイプのものは10元(170円)くらいまでで量をたくさん買えばまだ安くなりそうです。他にフォトスタンドやキャンドルスタンドなども置いてありました。
    

ライターの店もたくさんあるのですが最近日本ではタバコを吸う人が減ってきているのではないかと、私も15年ほど前からタバコは止めているので独断でライター屋さんはとばすことにします。
違う視点の人が見ればもっともっといろいろな物に目が行くと思います。ここで見つからない小産品は中国どこに行っても見つからないと、地元の輸出会社の人がいっていたのが良くわかります。
装飾品の店、万年筆の店、スタンプ屋さん、粘土の店などいろいろ入ってみて回りましたが、そのまま製品で日本に持っていける物はなかなかないのです。
しかし、ここは中国、偽物コピー製品を作るのはお手のものの国です。実際にコピー商品を作ることでどんどん技術が上がってきているのです。日本から見本を持ってくればたいていの物は大変安い値段でつくることが可能です。
物を探しに来るときはできれば見本を5、6個持ってくると話が早いですよ。
10件ほどの店に入って話をしただけで、もう5時半になり店が閉まり始めましたので、第一日目はこの程度でホテル戻ることにしました。

第二日目は9時にホテルを出発、今日は靴下市場方面をご案内します。
ホテルを靴下市場に出て向かう途中見つけたのがアルミ製の小物ケース
アルミの枠に透明のアクリルのもの総アルミのものかわいらしい柄のビニール素材の物などがあり21元(350円)から27元(460円)ぐらいでいろいろな用途につかえそう。家の中で小物入れにしてもいいし町に持ち出してもよさそうです。
    

隣には携帯電話のアクセサリー店、中国でも携帯電話はすごく普及しているのですが、中に入ってみると売っている商品のパッケージはほとんど日本語で、どこかの日本企業が注文した物が流れ出しているのだろうと思います。
それにしても価格はびっくりで光物のアクセサリーは2から3元ほどで種類も豊富です。夏の海に便利そうな首から掛けるビニール製の着信すると光るストラップは良く出来ていてひもの部分も点滅します。やはり日本語のパッケージに入っていました。
もうひとつ携帯をいれて首から下げるポーチもなかなかかわいらしくて便利そうでした。画像はノベルティーの最後のページでご覧になってください。

次はまたまた女の子が喜びそうなブレスレットと指輪の店です
ビーズやカラフルな石のついたブレスレットが0.5元(8円)ほどで種類も豊富に、またシルバー風のブレスレットも海辺でとても映えそうです。1元(17円) また同じシルバー風の指輪も1個1元でした。
    

下の写真は靴下市場の入り口の通りでベルト屋さんが多く店を出しています。
ベルトは皮がやわらかく質の良いパッケージがしてある物で10〜20元ほどです。
ちょっと変っているなと思ったのが香港のメーカーが作っているという缶詰のベルト21元でしたこの缶は使用後はゴミになってしまうんでしょうが大変立派な造りでした。しかしそれよりももっとすごい木のケースに入った物もありました。
    

さて、義烏にある市場の中でもこの靴下市場は場内全部が靴下とストッキングの専門店ばかりなのです。場内だけではなく場外にも店がたくさん出ていて、こんなにたくさんの店があっても靴下というのは商売になるのだなと感心させられるほど靴下、靴下なのであります。
さて、製品のほうですが化繊の靴下は20円〜30円ほどで、綿のソックスが25円〜45円ほどの値段でした。
これは安いと自分でも購入をしました。
    

この辺で昼になり、付近からいい臭いがしてきました。市場や店の一方裏に入るとここで働く人たちの食堂が並んでいます。もちろん値段はビックリ値段で5元も出したら食べきれないほどです。
しかし、ここで食事をするのには少し勇気が要るかもしれません。
私たちはここをやり過ごして近くのきれいな店で食べました、値段は50元ほどかかりましたがこれでも量からすると大変安いと思います。
  

午後は義烏の商品をパーッケージして商品らしくしてくれる店などで話を聞いた後で,眼鏡屋さんに入りました。
なぜかというとサングラスが1元からあるのです高いものでも5元ほどで日本円で85円ほどです。良く街角で1000円ぐらいで売っているやつです。
老眼鏡も100円ショップで売っている物は2.8元(47円)ほどで数がまとまればもっと安くなりそうでした。しっかりしたケースに入ったつくりの良い老眼鏡でも、17.5元(300円)ほどでメガネは儲かるのだな思いました。
    

市場の横の通りに戻ると厨房器具やステンレス製品を売っている店などがあり食堂を開くときにはここに買出しに来たらすごく安く店がオープンできそうです。病院などの厨房で使っているステンレスパイプを組み合わせた棚なども日本の価格の10分の1ぐらいの価格で売っていました。

雲行きが怪しくなってきたのでホテルのほうへ向いて店を見ていくことにしましたが、途中この義烏で買い付けをした人たちや持ち込む人たちが利用するトラックターミナルがありました。
中国各地からここを通して商品は義烏に入りそして出て行くのです。ひっきりなしに車や荷物運びの三輪車が行き交い活況を呈しています
  

トラックターミナルから小産品市場に向かう途中には化粧品や子供のおもちゃ、ヘヤーバンドや髪飾りと言ったアクセサリーの店が集まっています。
化粧品は使ってみないとわからないので調査からはずしましたが、たくさんの店でマニキュアや口紅等々のものが山積みにされて売っています。
子供のヘヤーピンやゴムバンドなどもこれでもかと山済みにされて売っています。価格も0.1元からと日本価格でも1円単位です、おもちゃも日本で100円ほどで売っているものはたいてい10円前後で売っています。
  

とうとう、ぽつぽつと雨が落ちてきてしまいました。時間も4時になり市場も閉まる時間になってきたので昨日時間がなく見落とした福建省のメーカーで天然木を使ったおしゃれな掛け時計をみてホテルに戻ることにしました。
メーカーということですごく自身を持っていましたが作りもデザインもなかなかで値段も400円から800円ほどで、ひとつ欲しくなりましたが見本しか置いてないということで買うことは出来ませんでした。
デザインを指定して造ることも可能だそうです。
 

3日目朝、目を覚ますと雨が降っていたので朝食を取りながら、もうひとつの菓子、タオル、衣服の市場へタクシーで行くことにしました。
  

今まで義烏に何回が来ましたが、ここへははじめてきました。1階が貸し市場、2回にはタオル市場があり少し離れた棟に衣服や寝装品の市場があります。
お菓子は簡単に見るだけにして、タオル市場へと向かいました。一般家庭で使うさまざまな柄や色のタオルが所狭しと並んでいますが、価格は大体どこでも一緒ですが業務用のあついタオルも置いてあり、やはり安いのです。
バスローブも男性用が55元で女性用が45元でした
  

この後別棟の衣服市場へと足を運び、寝装品やスーツなども見てきましたが、デザインはいまいちで衣服についてはまだそのままでは日本に持っていけないという感じでした。ベッドカバーなどはとても素敵な物もありましたがこちらの価格で680元で結構いい値段でしたがベッドパットや敷き布団カバーなども入った8点セットでこの価格は安いのではないかと思います。

この後ホテルに預けてある荷物をとって一服してから帰途についたのですが、この電車でのハプニングは時間が出来たら付け足してアップすることにします。
まずはここまで次回をお楽しみに!