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![]() 2003年春 |
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| 2003.4.10 義烏市場便り第9号 今年に入り義烏を訪れる方が増えて案内や作業に追われて4ヶ月ほど義烏市場便りの更新が出来ませんでした。 追われて仕事をしているうちに寒い冬も終わり、草花が芽吹いてすっかり春の陽気になりました。 3月の末頃から大変気温が高い日が続き、日差しが強く、半袖でも良いくらいでしたが、この数日は肌寒い日が続いています。 また、このところ香港、広東省で発生しているSARSの影響で日本からのお客様も計画の延期があり、少なからずも影響を感じているところです。6日に義烏へ列車で移動したときにも同乗している外国人の方々がマスクをして予防をしている姿が目に映りました。 ![]() そんななか、義烏までの列車移動中、冬の間の車窓からの風景は作物を収穫したあとの畑や田んぼが延々と2時間ほど杭州まで続き退屈な風景だったのが、畑には菜の花が咲き乱れ、杭州に着くと山並みが新緑に覆われて、雨上がりの薄日に照らされた景色はとても気持ちよく感じられました。 杭州は中国でも有名な観光地で、すべてを見て回るには4,5日必要なくらい名所、旧跡が多いところです。 前にも訪れたことはあるのですが、このところ義烏への移動の際に通り過ぎるだけで、こんどまたゆっくり来て見たいと思いました。 義烏でも、そこここに花がさき、春真っ盛りの陽気の中、人々は季節に関係なく忙しそうに仕事をして街は活気にあふれています。 インターネットで日本の新聞を見ていると景気低迷、イラク戦争、SARSと経済再生にはマイナスの要素が多く悲観的なかんそくがあふれていますが、ここはいま絶頂期といった様相です。 しかし、イラク戦争やSARASの影響がまったくないわけではなく、義烏では上得意である中東系のバイヤーがイラク戦争の開始直後から訪れる人が減少し、これらの人たちを相手にしてきた人たちは売上が落ちて大変だという話を聞きました。 私どものところでも、SARSの影響で計画を延期す方々がほとんどですので、義烏でも外国からの買い付けは減少しているのではないかと思われます。今日、世界中は密接に関係しあって、いろいろなことが成り立っていると実感させられました。 さて、昨年福田市場がオープンして最初の頃、バイヤーの人も少なく、やはり以前の小商品城の方が活気があったころがありましたが、福田市場も買い付けの人が増え春物の時期もあって、小商品城に劣らぬくらいに、にぎやかになりました。 商品種別で区画整理され、ブースに商品がきれいに展示してある市場内はバイヤーにとっては大変見やすく商品の品定めや、価格の調査、買い付け時間短縮などに効果を発揮していると思います。 しかし、日本からのお客様の案内では少量多品種の買い付けが多く、卸業者相手にまとまった商談をしている市場内の店では、ある程度数がまとまらないと販売してくれない所が多くて買付にもテクニックが必要になります。 小売をしているブースを探せば多少割高になりますが、少量の買い付けも出来ます。そのためには何回か訪れて店を把握する必要があります。 義烏での買い付けについて、いくつかポイントと問題点をお話しておきます。 まず、ここでは現金取引が前提となりますので、買い付けの際、現金を用意する必要があります。日本円の人民元への交換は義烏の中国銀行でも出来ますが現金の取り扱いは充分な注意が必要です。 次に商品買い付けの際に、展示してある商品はサンプルだけで、商品は注文生産という店も多いので、販売用の在庫があるか確認してから出ないと商談が出来ません。在庫がある場合、販売のロットを確認して価格の商談になります。 ここで提示される価格は上海などのように2倍3倍も掛け値がしていないので交渉で大幅に価格が下がるということはないとおもってください。 ![]() ![]() その後買い付けた商品を持っていろいろなブースを回ることになりますが、一箇所での買い付け量は少なくても、何箇所かで買付をしてそれらの商品をまとめて持って歩くのは大変ですので、車輪付の大きなバッグなどを用意すると疲れが軽減できます。 数量がある程度まとまって金額がはるものは宿泊先のホテルまで持ってきてもらってそこで精算をするほうが良いでしょう。 さて、買い付けがすんでこれらを日本に持って帰るか、送り出すわけですが、飛行機に手荷物として載せられるのは自分の旅行手荷物も含めて25kgまでです。超過重量には、1sあたり1300円の料金がかかりますので、オーバー分は別送など手続きをして運賃の安い船便などで送り出す必要があります。このときにINVOICEを作成し梱包をしっかりし直す作業が発生し、この作業にたぶん1、2日かかります。 特に量が多い場合は輸出手続きをして輸出ということになります。輸出会社に依頼して輸出をしてもらいますが、この際にも梱包をしっかりしなおし、INVOICEやPACKINGLISTなどを作成することになりますが、日本国内の通関には商品名、数量、単価、金額のほかに製品の素材なども必要になりますので、多品種の輸出入には書類作成に大変な手間がかかります。また、日本での通関書類は2品種で1枚の提出になりますので品種が多いと書類手数料がたくさんかかることになります。 中国の税関は意外とスムースに出るのですが、日本の税関では少量多品種の雑貨の輸入には検査が入って通関するのに2〜4週ほどは、かかってしまうのが現状です。 また、商標権のあるものや輸入規制がかかっているものは輸入できないことになりますが、通常の輸入のように先に製品を提示してOKかどうかの確認を一つ一つの商品ですることは不可能なので、引っかかってしまったものは廃棄してもらうことになります。このときにも費用が発生します。 このようなことで、少量多品種の買い付けはいろいろな方法を試して費用、日数など一番自分にあった方法を見つけ出す必要があります。 最後に義烏への交通ですが、上海空港に到着し1日上海に宿泊して翌日列車で4時間半掛けて行く方法をとっている方が多いようですが、義烏の業者で上海空港⇔義烏の9人のりマイクロバスのチャーターが片道1000元(約15000円)であり大変便利です。 これを利用すれば午後上海空港に到着した時に空港に迎えに来ていますので、そのままバスに乗り換えて義烏のホテルまで約4時間で到着します。上海での宿泊費や時間短縮などの効果を考えると安いのではないかと思います。 マイクロバスのチャーターのお問い合わせはメール(shanghai@shonan-jp.com)か お電話(046-258-3701)で担当 小山 まで |
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